KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

【観戦記】Jリーグ第11節 浦和レッズ v.s. アルビレックス新潟[2012]

前半の30分だけですが、埼スタで新潟戦を観戦してきました。結果は1ー1で勝ち点1を分け合いました。前半だけを見るともっと浦和に点数が入りそうだったので残念だなと思います。

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試合が終わった後、スポーツニュースやTwitterのタイムラインなどでどんな試合だったかチェックしてみました。原口選手のコメントでは、「前半が特に良かったので、そこでリードできなかったのが悔しい。」というようなことでした。

僕が席を立つ直前に新潟が得点して1ー1になりました。ただ、そこまでの内容を見ているとまさかそのまま試合が終わるとは思いませんでした。それくらい浦和のパスが回っていました。

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特に今回良かったのが鈴木啓太です。序盤にパスミスがありましたが、徐々にサイドに散らすパスが決まるようになり、浦和にリズムを与えていました。残念だったのが、平川が早くに負傷して退場したことと、梅崎が負傷明けであまり調子が良くなかったこと。

特に梅崎はトラップがうまくいかず、良いロングボールが来てもトラップミスで相手にボールを渡してしまう、次のパスにつなげられないという状態でした。

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梅崎ってポジショニングはすごく良くて、良い形でボールをもらうことがとても多いのですが、そこからの展開がうまくいかないということが見ていてもどかしいです。梅崎もそこは自分でも感じているようで、「自分がもっと点に絡めるようにしないと。」というコメントを見ました。

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負傷しているポポの代わりに原口が出場していたのですが、試合が始まる前から北ゴール裏はずっと原口コールでした。期待されています。その原口はかなりフィットしていて、2シャドーとの連携がうまくいっているようでした。ポポと比べても遜色ないです。得意のドリブルを封印してよく頑張っているなと思います。

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今回、新潟はバイタルエリアをしっかりとガードして守備を固めていました。とすると浦和の攻撃カードはサイドの平川、梅崎と言うことになってくるのですが、先ほども書いた通り、一人は退場、一人は負傷明けで不調ということでそこが不運だったかなと思います。

あと、最近試合序盤に失点をすることが多かったのですが、よくみると今節は平川と梅崎がかなり下がって守備をしていて、試合開始10分くらいは5バックのようになっていました。工夫が感じられたフォーメーションでした。

11節を終えて5位。と言っても1位のベガルタ仙台とは勝ち点が6しか開いていません。まだまだ団子状態です。次節の清水戦も良いサッカーを見せてほしいです。