KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

AFCチャンピオンズリーグって?

職場でも、家庭でもチャンピオンズリーグの話を良くします。先日、会社の飲み会でチャンピオンズリーグの出場規定を話したら、「そうだったんですか?」という反応だったことと、うちの母親がチャンピオンズリーグに出られる意味がよくわからんと言うことを電話で言っていたので、簡単に書いておきます。

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↑ここのブログにとても詳しく書いてあるので興味があれば読むと良いでしょう。ただ、詳しすぎて長いので、それほど興味がないと読むのがきついかも。

AFCチャンピオンズリーグをざっくり言うと、前年度のJリーグで上位(年度にも寄りますが、1〜3位くらいの成績)に入ったチームと天皇杯で優勝したチームが出場できる国際マッチです。

他の国も出場できるチーム数は違いますが、どこも前年度で優秀な成績を収めたチームがチャンピオンズリーグに出てきてます。レベルの高い試合が多いです。

アジアのサッカー連盟であるAFCに加盟しているリーグで、それなりの成績を収めているチームが参加します。東は日本や中国、韓国、オーストラリア、西はイランやサウジアラビアが属しています。アジアは東西に長いので、準決勝までは西と東に分かれて進行します。決勝まで進んで初めて、中東のチームとあたるわけです。

チャンピオンズリーグの何がそんなにすごいのか?


実は、何がすごいのか?と聞かれて明確にここがすごいと言うべきポイントはないです。優勝賞金は、約3億円です。Jリーグの優勝賞金が3億円で、DAZNマネーによる強化金が10億円入りますので、実はチャンピオンズリーグよりもJリーグで優勝した方が、金銭的な旨みは大きいです。

ただ、アジアでのJリーグの地位を示すわけですし、毎年Jリーグ勢が上位に来るとアジアでの注目度はやはり上がります。あぁ、やっぱりJリーグのレベルは高いんだなとアジアにも他の国にも示すことができます。また、AFCチャンピオンズリーグで優勝すると、クラブW杯に出場できます。実質的に世界ナンバーワンの欧州王者と勝負ができるわけですから、チャンピオンズリーグは世界に通じていると言える大会です。

個人的にチャンピオンズリーグが好きなのは、中国や韓国のチームを知ることができる、Jリーグの威信をかけている、そんな理由が大きいですね。例えば準決勝で上海上港とあたりましたけど、フッキやオスカルがいるチームなんて今のJリーグにはまず考えられないことです。そんなチームに勝つことが、なかなか体験しにくい高揚感につながるわけです。

来年は浦和レッズチャンピオンズリーグに出られるのか?


来年は出られません。先日の鹿島戦で敗戦したため、勝ち点が積み上げられず、以下のような順位となっています。スポナビさんから画像を借りました。

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4位の柏レイソルと6位のジュビロ磐田の直接対決が残っています。この試合で仮に引き分けでもそれぞれ勝ち点1を積み上げます。これで柏レイソルが56点となります。まだ天皇杯が残っていて、セレッソや柏が優勝すると4位のチームがチャンピオンズリーグに出られます。しかし、それでも浦和は勝ち点が届きません。

非常に残念ですが、来年は浦和レッズチャンピオンズリーグに出られません。その場合は、ルヴァンカップのグループリーグから参加することになるので、若手の活躍が見られそうですね。サポーターとしては、応援しているチームにはやはりチャンピオンズリーグに出てほしいものです。