KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

AFCチャンピオンズリーグ準決勝、浦和対上海SIPG

素晴らしい試合でした。準々決勝の川崎戦は、観客数が26000人、昨日の上海戦は44000人を超えていました。

 

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上海サポも海外からよくこれだけ来るなというくらいの数が来ていましたが、それでも圧倒的に川崎サポの方が多かった。ということは、昨日の44000人は、ほとんどが浦和サポーターだったということです。

 

私は17:30に仕事を終え、19時前に浦和美園で友人と合流しました。その友人が、「もうすでに北ゴール裏は席が空いてないようです。しかも試合前のアップの段階で「歌え浦和の男なら」をやったそうです」と聞いてびっくり。

 

 

そうか、北ゴール裏の皆さんは午後休なりとって、早々にスタンバイできているのか。乗り遅れたと思いました。友人と相談して、この日は南ゴール裏に行くことにしました。なんとか二人分の席を見つけた。

 

しかし、川崎戦と同じ時間に行ったにもかかわらず、北ゴール裏に入れないとは。準々決勝と準決勝では全然注目度が違うなと感じました。あるいは、川崎戦はみんな半分諦めていたのか(笑)。

 

試合前、さすがに上海のあのメンバーを0点に抑えるのは難しいだろうと思っていました。今回の組み合わせはグループリーグでも当たっていて、ホームでは0点に抑えています。しかし、この時フッキはいませんでした。フッキがいるのといないのとでは大違いです。

 

私は、第1戦の上海アウェイも現地に見にいきました。この時は、槙野がフッキにマンマーク気味についていて、かなりうまく抑えていました。

 

第2戦も同じことをやるのか、さすがに相手の監督はあのビラス・ボアスですからそこは対策して来るんじゃないかと思っていました。その時、浦和はどうするのか、と。

 

そして蓋を開けてみれば、やはり槙野のマンマーク(笑)。さすがに何か対策があるだろうと思いましたが、フッキは堂々と中央突破を狙って来ます。おぉ、漢と漢の戦い。

 

逆にいうと、上海の攻撃陣はパスで崩すということがあまりなく、ブラジル人選手の個人の技に頼っている、とも捉えられました。なので、槙野のマンマークが2戦目でも効果的だったのだと思います。

 

しかし簡単に言いますけど、あのフッキをマンマークで抑えるのは相当なフィジカルが必要です。槙野の対人能力の高さを見せつけられました。セルジオ越後さんも槙野の対人能力の高さは褒めてましたね。

 

あとは注意すべきはオスカルなどの細かい動きです。そこは長澤、柏木が踏ん張りました。まさに総力戦での守備でした。まさかあの上海を0点に抑えるとは。

 

挙げ始めたらキリがないですけど、西川も何本もフリーキックがあった中で、落ち着いて弾くところは弾く、キャッチするところは捕るというのが出来ていました。

 

勝った瞬間の阿部ちゃんの表情が良かったです。さすがキャプテン。決勝は私もサウジアラビアまで応援に行きます!共に戦いましょう!We are Reds!