KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

Amazonプライムデーが食生活を変えてくれた(その2)

前回のエントリーで、Amazonプライムデーから体重計を購入し、栄養管理アプリの「あすけん」までたどり着いたことを説明しました。今回はその「あすけん」についてご紹介いたします。前回のエントリーはこちら。

kharuna.hatenablog.com

 

「あすけん」という名前の由来は「明日の夢を健康でささえる研究所」というところから来ているそうです。NHKおはよう日本でも紹介されました。栄養士さんが参画してアドバイスしています。栄養に関するエビデンスは、厚労省の推奨する「日本の食事摂取基準」に則っています。

www.asken.jp


アプリを開いて、会員登録し、体重などを入力してスタートします。私は、使い始めてすぐにこれは便利だと思ったので有料会員登録をしました。無料会員との違いはいくつかありますが、一番の違いは、

有料会員→毎食ごとのアドバイス
無料会員→3食食べた後のアドバイス

と言うことです。使ってみてわかるのですが、毎食ごとにアドバイスをもらう方が、次にどういう食事を取れば良いのかすぐにわかって安心感があります。

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上のように栄養士の「未来(みき)」さんが毎回アドバイスをくれます。無機質にアドバイスをもらうよりもこういうキャラクターがいた方がモチベーションが上がります。測定してくれる栄養成分は14種類。

  • エネルギー
  • タンパク質
  • 脂質
  • 炭水化物
  • カルシウム
  • ビタミンA
  • ビタミンE
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンC
  • 食物繊維
  • 飽和脂肪酸
  • 塩分

以上です。私はよくビタミンAが不足しているんですよねぇ。おそらくあすけんを使っていて、一番大変なのが、食後に何を食べたか入力することだと思います。これはもう、人によって全く苦にならない人もいれば、面倒くさくてやってられないよ、と言う人もいるはずです。

私が続いている理由としては、朝ご飯は自分でサンドウィッチを作ることが多いので、あらかじめあすけんに自分のサンドウィッチメニューを登録しておいて、簡単に記録。昼食はコンビニが多いので、これまた簡単に入力できます。コンビニのご飯は、サラダにしろ、弁当にしろ、カロリー数が書いてありますし、驚くべきことにあすけんにすでに多くのコンビニメニューが登録されているのです。かなり簡単に記録することができます。

問題は晩ご飯ですが、自分でクックパッドなどを参考に作る時はメニューが明快なので、記録しやすいです。一番難しいのが、職場の人と飲みに行く時です。居酒屋さんでいろいろ食べると全く記録ができません。そんなときはあっさりと記録するのをあきらめ、翌日からまたレコーディングを再開します。

営業の人で、接待が多いような人だと、なかなかレコーディングは難しいかもしれないですね。

私がこのアプリを使って一番変わったのが、炭水化物に対する摂取量です。世間では、糖質制限ダイエットが流行っていますが、栄養士さんは、「摂取カロリーの6割は炭水化物にしましょう」と勧めてきます。

これを守ると、思いのほか炭水化物を摂取することになります。例えば朝にサンドウィッチを食べても、炭水化物の量が少なく、昼食時に、弁当プラスおにぎりを食べるとちょうど良い量になります。「え?こんなに食べなきゃいけないの?」という量です。

しかし、この量を食べても全く体重は増えませんでした。むしろ空腹感は減少し、無駄に間食をすることも減りました。他の栄養状態の改善もあると思うのですが、肌の状態もよくなり、便通も良くなったと思います。炭水化物だけではなく、果物や乳製品も摂りましょうと勧めてくるあすけんのおかげだと思っています。

ちなみに、過度の糖質制限に対してあすけんからは、次のような注意ページができています。

column.asken.jp
メディアがあまりにも糖質制限を煽るので、ついついお米などの量を減らしてしまいがちですが、体調を崩す原因にもなりかねません。炭水化物は脳の栄養分にもなりますので、集中力の減少やいらいらがつのる原因にもなります。あと、パンよりもお米を摂取した方が飽和脂肪酸が増えなくて良いです。

あすけんをやっていると、1日の摂取カロリーでどのような食事をすれば良いのか、把握しやすくなります。レコーディングするのに少しハードルがありますが、そこを超えられれば自分の栄養管理がスマホでできるようになります。すごく便利です。

以上、2つのエントリーに分けてAmazonプライムデーをきっかけに自分の栄養状態が改善したことを書いてみました。きっかけはAmazonプライムデーだったというところが自分ではミソだと思っています。