KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

鳥栖戦後の阿部ちゃん

浦和レッズ、非常に調子が悪いです。リーグ戦3連敗ですが、遡りますと、4月30日の大宮アルディージャ戦で敗戦してから、1勝5敗1引き分けです。そりゃ順位も9位になりますよねーと言う話です。

先日の鳥栖戦の後、浦和のサポーター席に挨拶に来た阿部ちゃんが、サポーターに向かって訴えかけています。


「わかってるよ、わかってる。みんなに伝えるよ。」と短くサポーターに言っていました。ミシャ監督になって、第15節時点で8位というのは最も低い順位です。


5敗を振り返ってみると、

大宮「それまで勝ちまくっていて、がっつり守られて足をすくわれた」
鹿島「普通にやって負けた。昌子と西が浦和の時だけ本気を出した」
柏「中村航輔に防がれた」
磐田「名波監督にやられた」
鳥栖フィッカデンティ監督にやられた」

という印象です。磐田と鳥栖は、本当に監督にやられたという気がします。この二人の監督は、とてもアグレッシブに浦和に勝とうと挑んできて、その策が実ったという内容でした。まあ、磐田戦は西川の失策が大きい部分もあるのですが・・。

柏は、中村航輔が神がかっていて、あのうちの1本でも決まっていれば敗戦にならなかったはずです。完全に中村航輔にやられた印象です。

時節は、牙を抜かれた状態の広島が相手です。これに勝って勢いをつけないといよいよ厳しい状況ではないかと思います。ミシャ監督も「非常ベルが鳴っている」と警鐘を鳴らしています。

リーグ3連敗で非常ベルが鳴っている浦和レッズですが、それは我々自身がよく分かっていることです。期待通りの結果が得られていない中で、この現実から逃げても何も前には進んでいきません。自分たちでしか結果を変えることはできません。現実を受け止めながら、強い気持ちで前を向いていくしかないと思います」
ミシャ監督 鳥栖戦試合後会見|URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE


さて、トンネルを抜け出すことはできるでしょうか。心配なのが、この状況をチャンピオンズリーグに影響させないかというところです。なんとかV字回復してほしいと思います。