KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

ユーロ2016を見終わった感想

昨日の朝、4年に一度のユーロが終わった。4年前のスペインが強くてしょうがないというところから、今回は、ベルギー、ドイツ、フランス辺りの前評判が高かった。でも優勝したのはポルトガル。90分という枠で考えると、なんと1勝6分で優勝したチームと言うことだ。

 

 

ポルトガルのサッカーは、華麗でもないし、「どうしてこれで勝てるの?」という内容だった。クリロナはいるけど、クラブで活躍するほどは目立ってないし、強烈に整備された守備と言うほどでもない。ただ、少しの運と勝とうという気持ちが強かったチームなのかもしれない。

 

 

決勝の前半で早々に負傷退場したクリロナはその後も楽しかった。クリロナって、めったに怪我しないし、試合の途中で代えられることもないのであんなシーンは滅多に見れない。

 

監督のすぐ隣で、えらい檄を飛ばしていたのだ。あれはサッカーファンにかなりの好印象を与えたようだ。もしかすると彼は良い監督になるかもしれない。

 

 

フランスは18本のシュートを打ちながら結局無得点だった。枠内シュートは7本。普通、18本もシュート打ったら一本くらいは入っても良さそうだけど、結局無得点。これがサッカーだと言わんばかりの結果になった。

 

 

ポルトガルのサッカーは、美しいとは言えなくて、確かに塩サッカーだった。塩サッカーとは、しょっぱいサッカー、美味しくないサッカーだ。それでもフランスに勝ったんだから、やっぱり強いチームだったんだなと思う。途中から出てきた若手の選手の動きがよくて、ポルトガルの層の厚さを感じました。

 

 

ポルトガルは、日程や組み合わせにも恵まれていた。決勝ラウンドは、初戦こそクロアチアという強豪だったが、そのあとはポーランドウェールズという、比較的与しやすいチームだった。クロアチア戦は、いつクロアチアが得点してもおかしくない内容だったが、勝ったのはポルトガルだった。

 

 

ちらほらツイートを見かけたけど、クリロナの優勝を見て、メッシが代表引退を撤回してくれればいいのにね。とにかく、ポルトガル優勝おめでとう!最後に今大会でかなり有名になったアイスランドバイキングクラップを入れておきます。