KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

投資は自己責任で。

今の会社に入って約2ヶ月。私の投資家としてのポジションが確立してきました(笑)。このブレグジット時代に、「ドルを買っておいた方がいいですか?」「村田製作所を買おうと思うんだけど、どう?」と相談されます。


為替や個別銘柄を聞かれても、なんともわからないので、「いいかもしれないですね。」と簡単に答えるようにしています。この答え方が、今日会社で話題になり、「あいつは、結構気軽に株を買わせようとする(笑)。」という話になっていました。

よく聞いてみると、だいたいの人が、株を買うというと「よく考えろ。」とか「止めときなよ、損するだけだよ。」というアドバイスをするのだそうです。

僕があまり止めないのは、もしかするとその人の大きな儲けのチャンスをつぶしているかも知れないと考えるからです。今ドルを買っておくと、ドル高が進んで大きく儲けられるかも知れない。株を買っておくと、大きく値上がりするかも知れない。そういうチャンスを、「損するだけだから止めときなよ。」とは言えないです。

さすがに、「資産の半分くらいを使って村田製作所の株を買おうと思うんだけど。」と言われたときは、「いや、リスクが高すぎますからもうちょっと考えて下さい(苦笑)。」と答えました。この場合、村田製作所がどうこうというわけではなくて、それほど運用に実績のない人が1つの銘柄に絞って購入するのは、リスク管理上よくないという意味です。

まあ、あまり深く考えずに投資をしたい人は、先進国株の投信を毎月積み立てるスタイルがいいでしょうね。