KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

自民党の金融調査会長がNISAの恒久化を検討している

NISAが始まって、今年で3年目。いよいよ恒久化の話が出てきましたね。NISAのモデルとなっているイギリスのISAは恒久化されているので、NISAもそうなんだろうなと思っていましたが、やはりそういうことになるかもしれません。

自民党根本匠・金融調査会長(元復興相)は17日、ロイターのインタビューに応じ、非課税期間が投資開始から最長5年、口座開設の期限が2023年末までとなっている少額投資非課税制度(NISA)について、恒久化を含めて検討する必要があるとの見解を示した。
インタビュー:NISA、恒久化含め検討必要=自民・金融調査会長 | ロイター


現状だと5年でNISAの資産を売却しなければいけないのですが、5年目の時点で含み損になっていても強制的に売らなければいけないという仕組みになっています。これでは、長期で投資している人はなかなかやりにくい仕組みです。

NISAは、長期運用してこそ価値のある制度だと思います。まあ、制度が始まった時から恒久化を見据えてやっているんだろうなとは思っていましたけどね。ひとまず何が起きるかわからないから5年にしておこうという意味合いがあったと思います。

開始から2年経っていますが、NISAへの流入資金は6兆円を超えているそうで、大きな混乱もなく運営出来ているのではないでしょうか。そういう裏方の努力もあり、今回の恒久化の話でしょうね。裏方の皆さん、グッジョブ!