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kharunaの日記

1975年生まれ。サッカーと投資が好きです。村上主義者。さいたま在住。ファジアーノ岡山。医薬品の開発。

マンション傾斜の衝撃(日経新聞より)

14:ニュースネタ 日経電子版

先週末のフランスのテロは、大きな衝撃でしたね。G20の内容や、オランド大統領の言動を見ていると、ISに向けての攻撃は激しくなりそうですね。国内のニュースでは、相変わらずマンションの杭打ち関連が右往左往しています。

日経新聞の2面で「迫真」というコーナーがあるのですが、日経記者がかなり踏み込んで記事を書いていて、時間があれば優先度高めに読むようにしています。今朝はマンション傾斜についての踏み込んだ記事でした。

横浜市の傾斜マンション問題への関与について説明した10月20日の記者会見で、落涙した旭化成社長の浅野敏雄(62)。「抑えきれなかったよね」。翌日、社内で努めて明るく振るまう姿があった。杭(くい)打ちデータ改ざんで重大な危機に直面した浅野が思わず涙した訳とは何か。
(迫真)マンション傾斜の衝撃(1)悪いのはウチだけか  :日本経済新聞


僕もあの記者会見を見ていましたが、社長が泣くってよっぽどのことです。東証1部に上場しているような企業なら、年に一回ほどグループ会社の役員も呼んで「リスク管理委員会」というような会議を開いているはずです。

年に1度、シナリオを作成してリスクに関する心の準備をしておく会です。例えば食品会社なら、工場で針が入って市場に出回ったことが発覚した場合、どのような記者会見を行い、どのような表情でカメラに映るかまで予行演習をしています。会社にもよると思いますが、実際にホテルの部屋を借りて、質問用の記者も呼びます。

旭化成の社長なら間違いなくこのようなリスクに対する練習をしているはずですし、記者会見の練習もしているはずです。それでもなお、あの涙を見せるとは。僕はあの記者会見はかなり衝撃的でした。今朝の日経新聞「迫真」にその詳細、涙の理由が書かれています。

「迫真」のすごいところは、「元請けの三井住友建設から文面を入れるよう強い要請があった」(旭化成幹部)という言質を実際に役員からもらっているところです。なんという取材力。こんなの普通は旭化成幹部は語らないと思います。

記事では、下請けがいかに上の命令に逆らえないか、ということが詳細に書かれています。現状は、責任の擦り付け合いになっていますが、果たして横浜の住民、データを改ざんされた建物の所有者の気持ちはこれから晴れていくのでしょうか・・。