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kharunaの日記

1975年生まれ。サッカーと投資が好きです。村上主義者。さいたま在住。浦和レッズ。医薬品の開発。

ちきりんさんの「マーケット感覚を身につけよう」がなかなか面白かった件

丸善文教堂がやっている電子書籍、販売の「honto」がやたらと割引キャンペーンをやっているので、何冊か電子書籍を買ってみました。その中にちきりんさんの「マーケット感覚を身につけよう」があったのです。

 

マーケット感覚を身につけよう

マーケット感覚を身につけよう

 

 
hontoで読んだのに、紹介はkindleという・・。

ちきりんさんのブログは以前から読んでいて、心にちょこちょこヒットする文章だなとは思っていました。ただ、本を読むほどはシンパシーを感じておりませんでした。個人的に「マーケティング、マーケット」という単語が前から気になっていたので、割引というキャンペーンもあり、この本を購入したのでした。

これはなかなかいい本だと思いました。良い内容だなぁと思ったのは、医師と弁護士を取り上げて、弁護士は供給過剰になっているから、資格の難度は非常に高くても仕事がなかなか回ってこない。数年前から「長期にわたって消費者金融を利用していた人は、過払い金が戻ってくるかもしれません!」と呼びかけるCMがテレビや中吊り広告で見かけるようになっていましたが、あれは弁護士が仕事を探すために出している営業広告なんだと、この本で知りました。

過払い金返還訴訟というのは、弁護士にとってほとんどスキルのいらない仕事だそうで、そういう依頼人を探すのに躍起になっている現状であるとちきりんさんは書いています。

逆に医師は、市場に出回る人数を大学の定員数でコントロールし、供給過剰にならないようにしています。これから日本は高齢化社会が進み、さらに医師が必要になってくる時代です。ますます引っ張りだこになってくるでしょう。同じような原理で、博士の資格を持った人も市場にあふれていると書かれていました。

薬剤師も政策で人数が決められている職種です。今は、人手不足で需要が勝っており、薬剤師は人気の資格になっていますが、政策次第で需要と供給が変わってくる職種でもあります。これは日頃から僕が感じていることで、ちきりんさんも同じようなことを書いていたので、妙に共感が得られました。

マーケティングとは、この本で何が言いたいかというと、需要と供給、市場で何が求められているか、どういう考えで仕事を選べばいいか、ということがこの本には書いてありました。なかなか示唆に富む本ではないかと思いました。