KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

【book】臆病者のための株入門

橘玲さんの「臆病者のための株入門」を読み終わりました。僕としてはかなり早い完読で、1週間もかからず読み終わりました。すごく面白い本でしたよ。

臆病者のための株入門

臆病者のための株入門

 

 
本自体は、2006年に書かれていて、ジェイコム株で大もうけした「ジェイコム男」の章、ホリエモンがどのようにライブドアの株価をつり上げたかを解説した章、株式を一から説明した章、デイトレーダー、個別株長期投資家、インデックス投資家について説明した章、素人がリスクを少なくしてリターンを得るにはどうすれば良いかについて書かれた章、というような内容です。

この人、金融の知識もさることながら、文章自体に力があり、一つ一つがとても説得力のある内容になっています。どうしてそこまで言い切れてしまうんだろうと読んでいるときに思うのですが、著者が自分でしっかりと検証して、納得がいった上で書いているからとてもわかりやすいし、引き込まれるんですね。

個人的には、海外のETFを買うときに為替リスクがあるのを前から気にしていたのですが、橘さんとしては、為替リスクもあるが、それをヘッジすると例えばドル建ての資産であれば高金利になるのを円建てにしてしまうことで、低金利になってしまうので、為替をヘッジしたところであまり効果がない。だからトヨタなどは為替リスクを負ってでもあえてヘッジはしないんだ、というのはわかったようでいまいちわからないですが、なるほどそんな背景があるのかと、かなり腑に落ちる解説が心に残りました。

投資に興味のある人ならぜひお薦めの本です。一度は読んでおいた方が良いです。