KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

20141125 リーガルハイ

嫁さんが面白いというのと、もともと堺雅人が好きということもあり、11月22日に放映された「リーガルハイ」を録画で見ました。ブログに書こうと思ったのは、面白いと思ったからです。

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まず、つかみがよかったですね。大病院の院長が、新薬を使って治療した患者を一人死なせてしまう。そこで訴訟を起こされて、病院側に堺雅人演じる主人公が弁護人として雇われ、原告側の弁護士として大森南朋(役の名前忘れた)がキャスティング。医療訴訟のストーリーです。これは、見ないわけにいかない内容です。

重い内容ながら、コミカルな描き方で、テンポもよかったです。今までの法廷ものだと、新薬を使って死んでしまった遺族が、訴訟に勝つように作られていましたが、今回のドラマでは、新薬を使って治療した病院側が勝ちました。ドラマの中でも語られていましたが、医療訴訟の8割は病院側が勝つそうです。

ラスト、堺雅人のセリフがジーンときました。「新薬の使用に、副作用はつきものだ。それをみんなわかっていてもいざ自分の身内にその不幸が降りかかると、誰が責任とるんだと騒ぎ始める。すでに院長は血も涙も捨てている。狂気になった人間の邪魔をするな!」

最先端の医療の現場では、どうしても未知の病気に対して未知の薬を使って治療することになります。上の主人公のセリフは妙にリアリティがあって、なるほどなと思わせるものがありました。