KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

対ベガルタ仙台戦(J1第32節)

ひとまず負けなくてよかった。むしろ、強豪仙台にあわや勝ち点3かと思えるような場面もあり、前回観戦した山形戦から考えると、堀監督に代わってから徐々に効果が出ているのかなと思える試合でした。

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雨が時折強く降るというコンディションでしたが、残留がかかっているチームにそんなことはあまり関係がありません。みんな、体を張ってライン際のボールも必死に食らいついて、つないでいく姿勢が見られました。特に前半のセルは気迫を感じました。

残り3節で、甲府との勝ち点差は2点だし、もしかすると固くなって選手の動きが悪いかも、と心配していたのですが、杞憂でした。特に梅崎、セル、マルシオからは「なんとかしよう、点を入れよう!」と言う気持ちが伝わってきました。

また、磐田戦で守備が崩壊していたようですが、啓太の距離感、坪井の早いカバーなど、ベテランを投入することによって仙台のカウンターを防いでいました。特に今日の坪井は危ないシーンをことごとくつぶしてくれていたと思います。試合後のサポーターも坪井を一番に称えていましたね。

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逆に原口元気は、今まで見た中で一番気迫が感じられませんでした。動きが悪いと言うよりもなにかこう試合に集中できていない様子でした。疲れているのか、時差ぼけか、原因はいったい何なんでしょう?本人も反省しているようで、試合後すぐにTwitterに書き込んでいました。

選手の代え方も、終盤になって疲れてきたセルと梅崎から達也、原一樹という納得のいくものでした。ただ、田中達也がセルの代わりに1トップだったのですが、同選手はポストプレーよりもドリブルをした方が輝くと思うので、4−3−3に変更した方が良いかなと思いました。ただ、監督が替わって間もないので、システム変更などはまだ難しいかもしれません。

とにかく負けなかったことは、本当によかった。次は福岡戦です。甲府はハーフナー・マイクが今節のレッドカードで出場できないそうなので、一気に勝ち点を広げていきたいところです。